東京ドーム
感動をダイレクトに感じるプレミアムな空間は、忘れられない観戦体験を作り出す
- MASUDA KENJI
- HORIUCHI KENTO
- YAMANO NAO
- AMBO OSAMU
- TAKAHASHI RISA
- AKIMOTO SHUICHI
- MASUI YUURI
- #商業施設
- #リニューアル・改装
- #バリューアップ
- #エンターテイメント
メンバー
Member
ホスピタリティ空間やオフィス、
住宅まで幅広い経験がある
メンバーから、
対応力、スピード感、表現力が
ベストなチームを編成。
MASUDA KENJI
SALES
HORIUCHI KENTO
DESIGN
YAMANO NAO
DESIGN
AMBO OSAMU
DESIGN
TAKAHASHI RISA
DESIGN
AKIMOTO SHUICHI
ENGINEERING
MASUI YUURI
CONSTRUCTION
テーマ
Theme
VIPエリアのプレミアム感の醸成と
施設全体の統一感及び
バリューアップの創出
VIPエリアやプレミアムラウンジは、開業以来、部分ごとの小規模な改修にとどまり、施設全体のデザインに統一感が失われつつあった。施設の特性上、大規模な工事のチャンスは限られているが、コロナ禍で施設稼働率が低い時期に合わせ、短期間でのリニューアル工事の実施が求められた。
VIPエリアの特別感・
臨場感を創出
VIPエリアの空間、サービスのバリューアップ。臨場感・高揚感・特別感の創出が求められた。
施設空間全体の
統一感の創出
部分ごとの工事を繰り返していたため、統一感が失われつつあった。全体の空間の整理と、サインの見やすさの向上、リニューアル感の創出を行う必要があった。
観戦の
体験価値向上
日本一のエンターテインメント施設にふさわしいライブ感、躍動感を演出し、新たなユーザーエクスペリエンスを生み出すことが求められた。
新たな観戦体験を生み出す
スポーツ施設とは?
ソリューション
Solution
観戦の臨場感を感じられる仕掛けと、
上質な空間演出を掛け合わせ、
新たな体験価値を創出
VIPエリアは、東京ドームの臨場感や熱狂や感動を食事とともにダイレクトに感じられる特別な空間へと生まれ変わった。施設全体は上質なデザインへとリニューアルし、プレミアム感を醸成。観戦への期待感を高める演出により、新たな観戦体験を提供する。
エンターテインメント
施設の体験価値創出
ホテル事業の知見
短期間での
施工クオリティ
Result 01
ゆったりと食事をとりながら、
球場との一体感が感じられる
VIP ROOM
かつては窓が一部の開放であり、グラウンドからの体験的距離を感じさせ、球場との一体感が感じにくかったVIP ROOM。室内と観客席を隔てていたサッシを取り除き、食事空間と観客席をシームレスにつなげる特殊なフルオープン仕様を高精度の施工で実現した。ゆったりと食事をとりながら東京ドームの臨場感や熱狂・感動をダイレクトに体感できる、新たな観戦体験を創出。
Result 02
東京ドームの歩みを感じられる上質な
演出で、
観戦への期待感を高める
ファサードから特別感が漂う31番ゲートから足を踏み入れると、ラグジュアリーなレセプションエリアがお出迎え。歴代読売巨人軍の優勝カップがディスプレイされ、後楽園球場から東京ドームの歴史を感じられる。VIP ROOMへとつながる廊下には、東京ドームや野球にまつわる貴重な写真の数々が展示され、観戦への期待感を高める。まるで美術館のような上質なデザイン演出は、特別な高揚感を生み出す。
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Result 03
ホテルのようなホスピタリティを
感じる上質なラウンジで、
プレミアムな観戦体験を
プレミアムラウンジに足を踏み入れると、これまでの東京ドームとは一線を画した、ラグジュアリーな空間が広がる。天井の木調のルーバー、ほどよく抑えた照明、ホテルライクなレセプションカウンターなど、これまでのホテル事業の経験を生かした演出により、落ち着きのある上質な空間を作り上げた。ビュッフェスタイルの食事メニューも一新され、売店はBar仕様に。まるで高級ホテルのようなプレミアムな体験を届ける。
Result 04
来場者の高揚感・一体感を生み出す
コンコース
多様なイベントが開催される東京ドーム。空間の整理を行い、全体の内装やサインはモノトーンを基調としたデザインに統一。落ち着いたデザインにすることで、様々な場面に対応できる柔軟性を持たせている。大型のデジタルサイネージを配置し、会場全体の雰囲気をコントロールし、一体感を創出。来場客の高揚感を生み出す、インパクトのある空間を作り上げた。
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Result 05
異次元性のある演出で
来場者の期待感を高める22番ゲート
一般客のメイン入場口となる22番ゲートには大型フルハイビジョンを設置し、エントランスにふさわしいインパクトのあるデザインに。ゲートを抜けると、天井に放射状に伸びるLEDビジョンや、巨大LEDモニターによる異次元な空間の演出によって、来場者の期待感を高める。また、近隣の飲食店の看板との差別化を図るために、サインをモノトーンカラーで視認性の高いデザインに統一。
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ソリューションポイント
Solution
Point
密な打ち合わせと現地調査で
課題を抽出
設計と施工検討を迅速化し、
連携してプロジェクトを進行
Hearing
ヒアリング
増田 健児
MASUDA KENJI
営業
最初に、事業主側(三井不動産・東京ドーム・読売新聞)と打ち合わせを行い、各社の要望を抽出。同時に、現場調査も行い、施工状況を確認しながら課題の抽出を開始しました。
山野 奈緒
YAMANO NAO
デザイン・設計
ヒアリングや現地調査を密に行い、丁寧に課題を抽出しました。そして、それぞれの課題をキーワードにまとめた資料を作成し、事業主にわかりやすく説明できるよう心がけました。
Planning
コンセプト設計
堀内 健人
HORIUCHI KENTO
設計・デザイン・ディレクション
事業主の要望を十分に理解し、改修のコンセプトを策定して企画を提案します。齟齬を避けるため、事業主との間で何度も情報共有し、調整を重ねながら慎重に企画を進めました。基本計画段階では、東京ドーム運営側と綿密に連携し、全体のデザイン設計や導線に関する詳細な設計を行いました。
Design
デザイン
増田 健児
MASUDA KENJI
営業
早期に営業、工務、設計、工事のプロジェクトチームを結成しました。手戻りを最小限に抑えるため、デザイン段階で施工上の課題を抽出し、チームで綿密に検討しました。
山野 奈緒
YAMANO NAO
デザイン・設計
現状の課題を抽出し、改修の目的を見据えて軸となる企画コンセプトを立案しました。 タイトな設計期間と工期に対応するため、適切な設計デザインに加えて、同時進行で様々な角度からまとめあげること、そしてスピーディーな進行が不可欠でした。
安保 倫
AMBO OSAMU
デザイン・設計
東京ドームの特性を十分に理解し、方針に沿った現実的な着地点を探りました。設計フェーズでは、既存環境を整理することに重点を置き、本来在るべき姿形を目指しました。
高橋 里沙
TAKAHASHI RISA
デザイン・設計
日々スピード感のある正確な対応が必要でしたので、部署を超えて社内連携する事を意識して取り組むことができました。
Construction
施工
秋元 秀一
AKIMOTO SHUICHI
工務
大きく4つに別れた全てジャンルの異なるエリアを同時に進行するプロジェクトでした。課題抽出の為現地調査、製作図の進行、行政への事前相談をほぼ平行して行い、超短期スケジュールの為、事業主・各担当者と連携し課題を随時解決した事で計画を実施に落とし込むことができました。
増井 佑吏
MASUI YUURI
工事
タイトなスケジュールの中、施工とデザインを同時進行させながら工事を進めました。東京ドームの膜構造による特殊性から、設計調整や施工計画検討に時間がかかりましたが、工務担当者や工事担当者が連携し、柔軟に対応ができました。各エリアの工事担当者がしっかりと責任感を持ち、竣工というゴールを見据えて協力し合いながら工事を進められたと思います。
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